セグメンテーション

同じニーズのお客様をグループに分けて細分化する: セグメンテーションとは、お客様を「同じニーズを持つ顧客のグループ」に細分化することです。
顧客全般に漫然と商品・サービスを提供するのではなく、細分化したグループに合わせ効率良くニーズを提供することによって、顧客満足度を上げることが出来るようになります。
一般的には「地理的変数（ジオグラフィック）」「人口動態変数（デモグラフィック）」「心理的変数（サイコグラフィック）」「行動変数（ビヘイビア）」などがあると言われています。
しかし、ライフスタイルの多様化、インターネットやモバイルデバイスの普及などにより、地理的変数や人口動態変数のような客観的な判別可能な変数だけでなく、「顧客の意識」「顧客の願望」などの客観的に判別が難しい変数によりセグメンテーションを行い、付加価値を提供しようという試みが多くみられています。

提供者視点ではなく顧客視点に切り替える: 地域や年齢、性別、収入など様々な顧客の視点に立って商品やサービスをとらえた時に、どのような不安や悩みが生じるかを感じることが最も重要になります。

一般的なセグメンテーションの方法: （１）地理的変数（ジオグラフィック）
国、州、地域、郡、都市、地元エリアなどでセグメンテーション

（２）人口動態変数（デモグラフィック）
年齢、家族構成、性別、所得、職業、教育水準、宗教、人種、世代、国籍、社会階層　などでセグメンテーション

（３）心理的変数（サイコグラフィック）
ライフスタイル：常識家タイプ　指導家タイプ　芸術家タイプ　職人タイプ
パーソナリティ：衝動的　社交的　保守的　野心的　権威主義

（４）行動変数（ビヘイビア）
顧客利益、ロイヤリティー、顧客の状態（潜在的顧客、得意客、新規顧客　などでセグメンテーション）
購買準備（認知している、関心あり、購入希望あり、購入意図ありなどでセグメンテーション）
製品に対する思い入れ（熱狂的、肯定的、無関心、否定的、敵対的などでセグメンテーション）

セグメンテーション～WEBマーケティング講座～