Webmasterツールとは
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Googleが提供する無料の「サイト改善ツール」のことです。
アクセス解析とは違い、Googleがどのように自分のホームページを見ているのか?という事も分かります。
もし貴方のホームページがペナルティを受けているとしたら、このウェブマスターツールでしかそれを知ることが出来ません。
SEO対策をする上で最も重要な情報が得られるツールですので必ず使うようにして下さい。
5.ウェブマスターツールを使う
ログインとサイトの登録
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まずは下記サイトから始めます。
https://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja
Googleアカウントをお持ちではない方は「Googleアカウントの新規作成」からアカウントを作成して下さい。
ウェブマスターツールにログインしたら「サイトの追加」を押して登録を行います。
登録すると「HTML確認ファイル」がダウンロード出来ますので、それをダウンロードして自分のサイトにアップします。
そうすることで貴方のアカウントがこのサイトの所有者だという登録が完了します。
登録が完了すると、リストに登録したドメインが表示されます。
それをクリックして細かい部分を見ていきましょう。
HTMLの改善
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まずは左メニューの中の「検索での見え方」の中にある「HTMLの改善」を見て下さい。
重複するものや長過ぎたり短すぎたりするものが注意事項として表示されます。
これにしたがってタイトルやDescriptionを訂正していけば良いのです。
サイトへのリンク
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次に「検索トラフィック」の中の「サイトへのリンク」を見てみましょう。
これは貴方のサイトが外部からどのようにリンクされているかを表したものです。
ほとんどの場合、外部からのリンクは歓迎すべきものですが中には低評価として判断されるような場合もあります。
例えばコピーコンテンツ(他サイトを複製したような低品質コンテンツ)を含むペナルティページからの
リンクがあれば、貴方のページも低評価を受けてしまいます。
外部リンクを辿って、そのページがどのようなものなのかを全て把握しておく必要があります。
コンテンツキーワード
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次に「Googleインデックス」の中の「コンテンツキーワード」を見てみましょう。
これは貴方のホームページがどのようなキーワードと関連していて、どれが重要視されているかを表しています。
もちろん一番上に来ているものが重要度が高く、貴方のホームページはそのキーワードで検索表示されやすい
ということになります。
これを参考に、自分の希望するキーワードを増やして上位に持っていったり、希望しないキーワードを削除して
目立たなくすることで検索結果の調整が出来るようになります。
ただしこの表はあまりリアルタイムには変動しません。
早くても2週間、遅いと平気で数ヶ月かかったりしますので、焦らずに確実に変更していくと良いでしょう。
サイトエラー
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次に「クロール」の中の「クロールエラー」を見てみましょう。
これは検索エンジンがクローラーを使って貴方のホームページを巡回した際に起こったエラーを表示します。
見つからなかったページで多いのは、過去に存在したことがあって現在ではもう無いものが多いですね。
本来であれば削除したページは「移転したのか消失したのか」を明示的にしないといけません。
その古いURLにアクセスした時に404エラー等が出ると、ウェブマスターツールでもエラーになります。
詳しくは「301リダイレクト」等で検索すると対処方法などが見つかりますので参考にしてみて下さい。